ニキビでお悩みの方へ

ニキビが治らない方へ
「もう体質だから仕方ない」「どこに行っても同じだと思う」そうやって、半ばあきらめていませんか?
市販薬を試しても改善しない、皮膚科に通っても良くなったり悪くなったりを繰り返す、一度治っても、また同じ場所にできる。
こうした状態が続くと、「どうせ治らない」と感じてしまうのも無理はありません。
ですが、はっきりお伝えします。
ニキビは“適切に治療すれば改善する疾患”です。
そして、長引いている方の多くは「治療の選択が最適でない」だけのことがほとんどです。
ニキビが治らない理由は一つではありません。
・毛穴の詰まりが主体の初期段階
・アクネ菌の増殖による炎症
・ホルモンバランスの影響(特に大人ニキビ)
・間違ったスキンケアや自己流の対処
・ストレスや生活習慣の乱れ
・すでにニキビ跡へ移行している状態
これらはそれぞれアプローチが異なります。
にもかかわらず、「とりあえず同じ塗り薬」だけで経過をみていると、改善しないどころか長期化してしまいます。
また、少し厳しいことを言うと――
「なんとなくの治療を続けている限り、ニキビは治りません。」
ですが逆に言えば、原因に合わせて適切な治療を行えば、肌はしっかり応えてくれます。
当院では、現在のニキビの種類・重症度・生活背景まで丁寧に評価し、
その方にとって最も効果的な治療を組み合わせてご提案します。
具体的には
・外用薬(過酸化ベンゾイル、抗菌薬、レチノイドなど)
・内服治療(抗菌薬、ホルモン治療など)
・ピーリングや医療機器による治療
・スキンケア・生活習慣の具体的な見直し
といった選択肢を、画一的ではなく“今の状態に合わせて”最適化します。
さらに重要なのは、「できたニキビを治す」だけでなく
“ニキビができにくい肌を作る”という視点です。
その場しのぎの治療ではなく、
再発しにくい状態へと肌質を整えていくことで、長期的な改善を目指します。
長年悩んでいる方ほど、適切な治療で変化を実感されるケースは少なくありません。
「もっと早く相談すればよかった」と言われることも多くあります。
ニキビは放置すると、色素沈着やクレーターといった“跡”として残ることがあります。跡は自費診療でも治りにくいです。
だからこそ、早い段階で正しい治療を受けることが大切です。
今の状態が当たり前だと思わないでください。
まだできることはあります。
本気でニキビを改善したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
ニキビ(尋常性ざ瘡)について
ニキビ(尋常性ざ瘡)は、思春期から成人まで幅広い年代にみられる非常に一般的な皮膚疾患です。単なる一時的な肌トラブルと軽く見られがちですが、適切な治療を行わないと炎症が長引き、色素沈着や瘢痕(クレーター)として残ることがあります。当院では、ニキビの状態に応じて外用薬・内服薬・施術を組み合わせたオーダーメイド治療を行っています。
ニキビの原因
ニキビは主に以下の4つの要因が複雑に関与して発生します。
1. 皮脂の過剰分泌
思春期やホルモンバランスの変化により皮脂分泌が増加し、毛穴が詰まりやすくなります。
2. 毛穴の詰まり(角化異常)
古い角質がうまく排出されず毛穴にたまり、皮脂の出口が塞がれます。
3. アクネ菌の増殖
毛穴の中で「アクネ菌」が増殖し、炎症を引き起こします。
4. 炎症反応
免疫反応により赤みや腫れ、膿を伴うニキビへと進行します。
その他
ホルモンバランスの変化やストレス・睡眠不足・食生活の乱れ・化粧品の影響なども悪化要因となります。
日常生活での注意点
- 洗顔は1日2回、やさしく行う
- 油分の多い化粧品は避ける
- 規則正しい生活(睡眠・食事)を心がける
- ストレスを溜めない
- ニキビを無理に潰さない
ニキビの分類

① 白ニキビ(閉鎖面皰)
毛穴が詰まり、皮脂が内部にたまった状態です。 まだ炎症はなく、初期段階のニキビです。 → 適切な治療で悪化を防ぐことが重要です

② 黒ニキビ(開放面皰)
毛穴が開き、皮脂が酸化して黒く見える状態です。 こちらも炎症はありませんが、ニキビの進行サインです。

③ 赤ニキビ(炎症性ざ瘡)
アクネ菌の増殖により炎症が起き、赤く腫れた状態です。 痛みを伴うこともあり、放置すると跡になりやすい段階です。

④ 黄ニキビ(膿疱)
炎症が進行し、膿がたまった状態です。 この段階になるとニキビ跡のリスクが高くなります。

⑤ ニキビ跡(瘢痕・色素沈着)
炎症後に赤みや茶色い色素沈着、クレーター状の瘢痕が残った状態です。
当院のニキビ治療
キノロン系・クリンダマイシン
ニキビ治療では複数の抗菌薬を使い分けます。 ・クリンダマイシン(ダラシン) → リンコマイシン系・昔から使わている標準的な抗菌薬 ・アクアチム → キノロン系・マイルドで乾燥肌向き ・ゼビアックス → キノロン系・新しく抗菌力が高く1日1回でOK ・クリンダマイシン(ダラシン) → リンコマイシン系・昔から使われている標準的な抗菌薬 いずれも炎症ニキビに有効ですが、状態に応じて使い分けます
抗生剤外用薬

アクアチム(ナジフロキサシン)
アクアチムは、キノロン系の外用抗菌薬(ナジフロキサシン)です。 ニキビの原因菌に作用し、赤ニキビ・黄ニキビなどの炎症を抑える塗り薬です。

ゼビアックス
ゼビアックスは、キノロン系の外用抗菌薬です。 有効成分「オゼノキサシン」がニキビの原因菌に作用し、炎症を起こしたニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)を改善します。 アクアチムと非常に似ていますが、成分が異なります 。1日1回でよく、抗菌力がやや高いです。

クリンダマイシン
クリンダマイシンは、リンコマイシン系の外用抗菌薬です。 ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑え、赤ニキビ・黄ニキビなどの炎症を改善します。
外用薬

当院のニキビ治療(アダパレン、過酸化ベンゾイル系)
ニキビ(尋常性ざ瘡)の治療には、「毛穴の詰まりを改善する」「アクネ菌を抑える」ことが重要です。当院では、これらに効果のある外用薬として以下の治療薬を使用しています。

ディフェリンゲル(アダパレンゲル)

ベピオ外用(過酸化ベンゾイル製剤)について
ベピオゲルは、有効成分「過酸化ベンゾイル(BPO)」を含むニキビ治療薬です。毛穴の詰まりを改善し、アクネ菌(ニキビの原因菌)を減らすことで、ニキビの改善・予防に効果があります。 抗菌作用と角質剥離作用の両方を持つため、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビなど幅広いタイプのニキビに有効です。

デュアック配合薬
デュアック配合ゲルは、過酸化ベンゾイル(BPO)と抗菌薬(クリンダマイシン)を配合した外用薬で、主に赤ニキビ(炎症性ニキビ)に効果を発揮します。

エピデュオ(BPO+レチノイド配合薬)
エピデュオゲルは、過酸化ベンゾイル(BPO)とアダパレン(外用レチノイド)を配合した外用薬で、ニキビの原因に対して多角的に作用する治療薬です。 白ニキビから赤ニキビまで幅広く効果があり、現在のニキビ治療の中心となる外用薬の一つです。
Q. 市販薬では治りませんか?
軽症であれば改善する場合もありますが、 根本的な改善には医療用治療が有効です。
Q. どのくらいで治りますか?
症状によりますが、1〜3ヶ月で改善を実感される方が多いです。
Q. 保険診療と自費診療の違いは?
保険診療は標準治療、自費診療はより効果を高める治療です。 当院では両方ともに行っておりますが、無理に自費を勧めることはありません。 ただしニキビ跡に対しては保険診療ではかなり限りがあり、自費診療が中心となってしまいます。 希望がない限りは保険治療を中心に行っていき、必要に応じて自費治療のご案内もいたします。
抗生剤内服

ビブラマイシン(ドキシサイクリン)
ビブラマイシンは、抗生物質の一種であるドキシサイクリンを主成分とした内服薬です。 主に赤ニキビや膿を伴う炎症性ニキビに対して効果を発揮します。ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑え、炎症を鎮めることで、 腫れ・赤み・痛みを改善します。

ミノマイシン(ミノサイクリン)
ミノマイシンは、ミノサイクリンを主成分とした抗生物質の内服薬です。 赤ニキビや膿を伴う炎症性ニキビに対して高い効果があります。 アクネ菌の増殖を抑えるとともに、強い抗炎症作用により、 腫れ・赤み・痛みを改善します。

ルリッド(ロキシスロマイシン)
ロキシスロマイシンは、マクロライド系の抗生物質の内服薬です。 赤ニキビや膿を伴う炎症性ニキビに対して使用されます。 ニキビの原因となるアクネ菌に対して作用し、 菌の増殖を抑えながら炎症を和らげる働きがあります。 比較的マイルドな抗菌作用で、軽症〜中等症の炎症性ニキビに適しています。