ニキビでお悩みの方へ

ニキビが治らない方へ
「もう体質だから仕方ない」「どこに行っても同じだと思う」そうやって、半ばあきらめていませんか?
市販薬を試しても改善しない、皮膚科に通っても良くなったり悪くなったりを繰り返す、一度治っても、また同じ場所にできる。
こうした状態が続くと、「どうせ治らない」と感じてしまうのも無理はありません。
ですが、はっきりお伝えします。
ニキビは“適切に治療すれば改善する疾患”です。
そして、長引いている方の多くは「治療の選択が最適でない」だけのことがほとんどです。
ニキビが治らない理由は一つではありません。
本気でニキビを改善したい方へ
ニキビが長引く原因は、人によって異なります。
毛穴の詰まり、アクネ菌による炎症、ホルモンバランスの影響、間違ったスキンケア、生活習慣など、複数の原因が関係していることがあります。
「とりあえず同じ治療」ではなく、今の状態に合った治療を。
当院では、ニキビの種類・重症度・生活背景まで確認し、外用薬・内服治療・ピーリング・医療機器による治療などから、必要な治療を組み合わせてご提案します。
できているニキビを治すだけでなく、 「ニキビができにくい肌をつくること」 まで考えて治療を行います。
ニキビ跡を残さないためにも、早めの治療が大切です。
炎症が長引くと、色素沈着やクレーターとして残ることがあります。ニキビ跡は治療に時間がかかるため、今あるニキビを早い段階で適切に治療することが重要です。
「もっと早く相談すればよかった」となる前に、気になる段階でご相談ください。
ニキビ(尋常性ざ瘡)について
ニキビ(尋常性ざ瘡)は、思春期から成人まで幅広い年代にみられる非常に一般的な皮膚疾患です。単なる一時的な肌トラブルと軽く見られがちですが、適切な治療を行わないと炎症が長引き、色素沈着や瘢痕(クレーター)として残ることがあります。当院では、ニキビの状態に応じて外用薬・内服薬・施術を組み合わせたオーダーメイド治療を行っています。
ニキビの原因
ニキビは主に以下の4つの要因が複雑に関与して発生します。
ニキビは、主に以下の4つの要因が複雑に関係して発生します。
皮脂の過剰分泌
思春期やホルモンバランスの変化などにより皮脂分泌が増加し、毛穴が詰まりやすくなります。
毛穴の詰まり(角化異常)
古い角質がうまく排出されず毛穴にたまり、皮脂の出口が塞がれます。
アクネ菌の増殖
毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こします。
炎症反応
炎症が強くなると赤みや腫れが生じ、膿を伴うニキビへ進行することがあります。
ホルモンバランスの変化・ストレス・睡眠不足・食生活の乱れ・化粧品などの影響も、ニキビの悪化に関わることがあります。
日常生活での注意点
- 洗顔は1日2回、やさしく行う
- 油分の多い化粧品は避ける
- 規則正しい生活(睡眠・食事)を心がける
- ストレスを溜めない
- ニキビを無理に潰さない
ニキビの分類

① 白ニキビ(閉鎖面皰)
毛穴が詰まり、皮脂が内部にたまった状態です。
まだ炎症はなく、初期段階のニキビです。
→ 適切な治療で悪化を防ぐことが重要です

② 黒ニキビ(開放面皰)
毛穴が開き、皮脂が酸化して黒く見える状態です。
こちらも炎症はありませんが、ニキビの進行サインです。

③ 赤ニキビ(炎症性ざ瘡)
アクネ菌の増殖により炎症が起き、赤く腫れた状態です。
痛みを伴うこともあり、放置すると跡になりやすい段階です。

④ 黄ニキビ(膿疱)
炎症が進行し、膿がたまった状態です。
この段階になるとニキビ跡のリスクが高くなります。

⑤ ニキビ跡(瘢痕・色素沈着)
炎症後に赤みや茶色い色素沈着、クレーター状の瘢痕が残った状態です。
当院のニキビ治療

抗生剤外用薬(キノロン系・クリンダマイシン)
ニキビ治療では複数の抗菌薬を使い分けます。
・クリンダマイシン(ダラシン)
→ リンコマイシン系・昔から使わている標準的な抗菌薬
・アクアチム
→ キノロン系・マイルドで乾燥肌向き
・ゼビアックス
→ キノロン系・新しく抗菌力が高く1日1回でOK
・クリンダマイシン(ダラシン)
→ リンコマイシン系・昔から使われている標準的な抗菌薬
いずれも炎症ニキビに有効ですが、状態に応じて使い分けます
抗生剤外用薬

アクアチム(ナジフロキサシン)
アクアチムは、キノロン系の外用抗菌薬(ナジフロキサシン)です。 ニキビの原因菌に作用し、赤ニキビ・黄ニキビなどの炎症を抑える塗り薬です。

ゼビアックス
ゼビアックスは、キノロン系の外用抗菌薬です。 有効成分「オゼノキサシン」がニキビの原因菌に作用し、炎症を起こしたニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)を改善します。 アクアチムと非常に似ていますが、成分が異なります 。1日1回でよく、抗菌力がやや高いです。

クリンダマイシン
クリンダマイシンは、リンコマイシン系の外用抗菌薬です。 ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑え、赤ニキビ・黄ニキビなどの炎症を改善します。
外用薬

当院のニキビ治療(アダパレン、過酸化ベンゾイル系)
ニキビ(尋常性ざ瘡)の治療には、「毛穴の詰まりを改善する」「アクネ菌を抑える」ことが重要です。当院では、これらに効果のある外用薬として以下の治療薬を使用しています。

ディフェリンゲル(アダパレンゲル)
ディフェリンゲルは、毛穴のつまりを改善してニキビをできにくくする外用薬です。 有効成分のアダパレンが皮膚のターンオーバー(角化)を整え、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを防ぎます。 白ニキビや初期ニキビの段階から効果があり、ニキビの再発予防にも重要な薬です。

ベピオ外用(過酸化ベンゾイル製剤)について
ベピオゲルは、有効成分「過酸化ベンゾイル(BPO)」を含むニキビ治療薬です。毛穴の詰まりを改善し、アクネ菌(ニキビの原因菌)を減らすことで、ニキビの改善・予防に効果があります。 抗菌作用と角質剥離作用の両方を持つため、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビなど幅広いタイプのニキビに有効です。

デュアック配合薬
デュアック配合ゲルは、過酸化ベンゾイル(BPO)と抗菌薬(クリンダマイシン)を配合した外用薬で、主に赤ニキビ(炎症性ニキビ)に効果を発揮します。

エピデュオ(BPO+レチノイド配合薬)
エピデュオゲルは、過酸化ベンゾイル(BPO)とアダパレン(外用レチノイド)を配合した外用薬で、ニキビの原因に対して多角的に作用する治療薬です。 白ニキビから赤ニキビまで幅広く効果があり、現在のニキビ治療の中心となる外用薬の一つです。
ニキビ外用薬の選び方(簡単ガイド)
・毛穴づまり(白ニキビ・黒ニキビ)を改善したい方 → ディフェリンゲル
・ニキビ菌をしっかり減らしたい方 → ベピオゲル
・炎症ニキビを短期間でしっかり治したい方 → デュアック配合ゲル
・毛穴づまり+炎症を同時に改善したい方 → エピデュオゲル
抗生剤内服

ビブラマイシン(ドキシサイクリン)
ビブラマイシンは、抗生物質の一種であるドキシサイクリンを主成分とした内服薬です。 主に赤ニキビや膿を伴う炎症性ニキビに対して効果を発揮します。ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑え、炎症を鎮めることで、腫れ・赤み・痛みを改善します。

ミノマイシン(ミノサイクリン)
ミノマイシンは、ミノサイクリンを主成分とした抗生物質の内服薬です。 赤ニキビや膿を伴う炎症性ニキビに対して高い効果があります。 アクネ菌の増殖を抑えるとともに、強い抗炎症作用により、腫れ・赤み・痛みを改善します。

ルリッド(ロキシスロマイシン)
ロキシスロマイシンは、マクロライド系の抗生物質の内服薬です。 赤ニキビや膿を伴う炎症性ニキビに対して使用されます。 ニキビの原因となるアクネ菌に対して作用し、 菌の増殖を抑えながら炎症を和らげる働きがあります。 比較的マイルドな抗菌作用で、軽症〜中等症の炎症性ニキビに適しています。
ニキビ治療 抗生剤内服の選び方(簡単ガイド)
・炎症が強いニキビをしっかり抑えたい方 → ビブラマイシン
・難治性・重症ニキビをしっかり治療したい方 → ミノマイシン
・比較的マイルドに炎症を抑えたい方 → ルリッド
漢方

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
炎症や化膿を伴うニキビに用いられる漢方薬で、抗炎症作用と体内の「余分な熱や毒」を排出する働きにより、赤ニキビ・黄ニキビの改善をサポートします。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
皮脂分泌が多い方や、繰り返す炎症性ニキビに適した漢方薬で、抗炎症作用と体内の熱バランスを整えることで、ニキビの再発予防や肌質改善をサポートします。

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
顔面の赤ニキビや化膿しやすいニキビに適した漢方薬で、上半身の熱を取り除きながら抗炎症作用を発揮し、皮脂バランスを整えてニキビの悪化を防ぎます。

桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
ホルモンの影響を受けやすい大人ニキビや、しこり・ニキビ跡が残りやすい方に適した漢方薬で、血流改善(瘀血の改善)と抗炎症作用により、肌質を整えながら再発しにくい状態へ導きます。
漢方の選び方(簡単ガイド)
・赤く腫れて膿むニキビが多い方 → 十味敗毒湯
・皮脂が多く、繰り返しニキビができる方 → 荊芥連翹湯
・顔の赤みや炎症が強いニキビが気になる方 → 清上防風湯
・大人ニキビ・生理前に悪化・ニキビ跡が気になる方 → 桂枝茯苓丸加薏苡仁
その他治療(保険診療)

ケトコナゾール外用(抗真菌薬)
ケトコナゾールは、真菌(カビ)の増殖を抑える外用薬で、特に「マラセチア(真菌)」が関与するニキビ(マラセチア毛包炎)に有効です。 通常のニキビ治療で改善しにくい、かゆみを伴う小さなブツブツが繰り返しできる場合に効果を発揮します。 皮脂の多い部位(おでこ・胸・背中など)に出やすいタイプのニキビに適しており、原因に合わせた治療として重要なお薬です。

イオウカンフルローション(外用薬)
イオウカンフルローションは、毛穴のつまり・皮脂・菌に同時にアプローチするニキビ治療薬です。 有効成分のイオウには、角質をやわらかくして毛穴の詰まりを改善する作用や、アクネ菌の増殖を抑える殺菌作用があります。また、皮脂分泌を抑える働きもあり、ニキビの原因に幅広く作用します。 カンフルには、軽い抗炎症作用やかゆみを抑える作用があり、炎症を伴うニキビの改善にも役立ちます。 白ニキビから赤ニキビまで幅広く使用でき、昔から使われているベーシックな外用薬です。
その他治療(処置)

面皰(コメド)圧出
毛穴に詰まった皮脂や角栓(コメド)を、専用器具でやさしく取り除く処置です。 白ニキビ・黒ニキビの段階で行うことで、炎症化(赤ニキビ)を防ぎ、治りを早める効果があります。また、黄ニキビにも行うことで破裂して跡が残るリスクを軽減します。 医療機関で清潔に行うため、自己処理に比べて跡や悪化のリスクを抑えられます。 処置は短時間で終わり、ダウンタイムもほとんどありません。 ニキビ治療(外用薬や内服)と併用することで、より効果的な改善が期待できます。
その他治療(自費診療)

イベルメクチンクリーム(Ivreaクリーム)
ニキビの原因のひとつ「ニキビダニ(デモデックス)」と炎症にアプローチする外用薬です。 イベルメクチンはもともと寄生虫治療に使われる成分ですが、 皮膚に塗ることで ニキビダニを減らし、炎症を抑えます。 これにより、赤ニキビや膿を伴うニキビの改善に効果を発揮します。

アゼライン酸(AZA)
アゼライン酸は、穀物などにも含まれる成分で、毛穴の詰まりの改善(角質正常化作用)、アクネ菌の増殖を抑える(抗菌作用)、赤みや炎症を抑える(抗炎症作用)、ニキビ跡の色素沈着を改善(美白作用)効果があります。 これにより、白ニキビ〜赤ニキビ、さらにニキビ跡まで幅広く対応できます。

スピロノラクトン
ホルモンバランスに働きかけ、皮脂分泌を抑える内服治療です。 スピロノラクトンは、もともと利尿薬として使われるお薬ですが、 男性ホルモン(アンドロゲン)の作用を抑えることで、皮脂分泌を抑え、 毛穴詰まり・炎症の原因を減らし、ニキビの改善に効果を発揮します。 これにより、特に大人ニキビ・フェイスラインのニキビに有効です。

イソトレチノイン(アクネトール)
イソトレチノインはニキビの原因すべてに作用する、最も効果の高い内服治療です。ビタミンA誘導体の内服薬で、皮脂分泌の抑制、毛穴詰まりの改善、アクネ菌の抑制、炎症の抑制と幅広くに働きかけます。 そのため、重症ニキビや難治性ニキビに対して非常に高い改善効果が期待できます。 (他の治療で改善しない場合でも、長期的にニキビが消失するケースもあります)

ピーリング(ベビーピール、マヌカピール、ミラノリピール)
古い角質をやさしく取り除き、肌のターンオーバーを整える治療です。 毛穴詰まりを改善し、ニキビ・くすみ・ざらつきの改善に効果があります。 定期的に行うことで、ニキビができにくい肌環境へ導きます。 ダウンタイムはほとんどなく、初めての方でも受けやすい施術です。 状態に応じて3種類のピーリンングをご案内しています。
ニキビはなぜできるのですか?
ニキビは主に「皮脂の過剰分泌」「毛穴詰まり」「アクネ菌の増殖」「炎症」の4つが関与して発生します。これらが重なることで悪化します。思春期ニキビは皮脂分泌が主因、大人ニキビはホルモン・生活習慣・ストレスなど複合的な要因が関与します。
Q. 市販薬では治りませんか?
軽症であれば改善する場合もありますが、根本的な改善には医療用治療が有効です。
Q. どのくらいで治りますか?
症状によりますが、1〜3ヶ月で改善を実感される方が多いです。
Q. 保険診療と自費診療の違いは?
保険診療は標準治療、自費診療はより効果を高める治療です。
当院では両方ともに行っておりますが、無理に自費を勧めることはありません。
ただしニキビ跡に対しては保険診療ではかなり限りがあり、自費診療が中心となってしまいます。
希望がない限りは保険治療を中心に行っていき、必要に応じて自費治療のご案内もいたします。
食生活はどのくらい関係ありますか?
糖質や脂質の多い食事、乳製品の過剰摂取は悪化要因になることがあります。ただし、食事だけが原因ではないため、治療と並行した見直しが重要です。
洗顔をしっかりすればニキビは治りますか?
洗顔は大切ですが、洗いすぎは逆効果です。皮脂を落としすぎると乾燥し、かえって皮脂分泌が増えることがあります。
メイクはしても大丈夫ですか?
基本的に可能です。ノンコメドジェニック製品を選び、帰宅後は早めに落とすことが大切です。
ニキビを潰してもいいですか?
自己処理はおすすめしません。炎症悪化や跡の原因になります。必要な場合は当院で1個1個丁寧に適切に処置します。
マスクはニキビの原因になりますか?
はい、摩擦や蒸れにより悪化することがあります。こまめな交換・清潔保持が重要です。
ストレスは関係ありますか?
関係あります。ストレスによりホルモンバランスが乱れ、皮脂分泌が増加しニキビができやすくなります。
大人になってからのニキビの原因は何ですか?
ホルモンバランスの乱れ、ストレス、睡眠不足、スキンケアの影響などが関係します。角質が固くなり、タンオーバーも乱れ、あご・フェイスラインに出やすいのが特徴です。
ニキビは適切な治療を行うことで改善できる疾患です。 一人で悩まず、早めにご相談いただくことで、跡を残さずきれいに治せる可能性が高まります。 当院では、お一人おひとりの肌状態に合わせた最適な治療をご提案しています。 まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。